想い

社会の影、薄暗くてそこの住人にすら全貌が見えていない世界。
それは霞ヶ関だったり、歌舞伎町だったり、外資系だったり、町内会だったり、IT業界だったり、日韓交渉だったり、宗教団体だったり。

私の中身はたまたま、影の向こうを見聞きする機会が多かった。
そして、その暗がりの中で行われていることを知るにつけ、なんだかイヤだなぁと思うことがしばしばなのです。
あちこちに、大きな声では言えない欺瞞や詭弁がデンと寝そべり、既得権益者たちは搾取の結晶たる高禄を食んでいます。

どうやら私はそういうのが嫌いです。だからといって出来ることは少ないです。おまんま喰わなきゃ死にますし。


私はこの世界に、MMOというヴァーチャルリアリティ(死語)を知りたくて降り立ちました。
そして、この仮想社会は現実世界と同様、随所に影を持っている事を知りました。なんだかイヤだなぁと思うことも、いくつかありました。
ですが、この世界では、おまんま喰わなくても死にません。

だから私は開け放ちたい。


純粋なゲームとしてのリネージュには、深刻な危機感を抱いています。
一方で、私はリネージュをというよりは、MMOをしています。流転する外的環境の中でも、取り組みは続いています。

ヴァーチャルな社会の、在り様を曲げたい。リネは私のアンチテーゼ投擲訓練です。
その結果はいずれ、現実世界に住む私の中身に還元されることでしょう。